シュールレが本音を吐露 「本当はチェルシーに残りたかった」

活躍の場を求め移籍を決断

 VfLヴォルフスブルクのドイツ代表MFアンドレ・シュールレが、チェルシーからの移籍を望んでいなかったと、英地元紙「デイリー・スター」が報じている。

 シュールレは、1月にチェルシーから2460万ポンド(約43億円)でヴォルフスブルクに移籍した。記事では、シュールレの複雑な胸中を伝えている。

「本音を言えば、チェルシーに留まりたかった。だけど、先月に何かを変えるしかないなと感じた。僕にとって幸せな環境を選ぶことが大事だった。その環境とは、プレーすることができる環境だった。チェルシーでは、その環境がほんの少しの時間しか得ることができ なかった」

 チェルシーは、シュールレを売却して得た資金で、かねて関心を寄せていたフィオレンティーナのコロンビア代表MFフアン・クアドラードを獲得した。それによってUEFAのファイナンシャル・フェア・プレーの規則の順守にも成功。出場機会を望んでいたシュールレにとっても最適な環境に身を置くことができるため、双方にとって有益な移籍となった。

 ただし、シュールレは「それでも、チェルシーで過ごした時間は本当に素晴らしいものだった」と言い、ブルーズでは訪れなかった活躍の日を悔やんでいるようだった。

【了】

 

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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