ミラン加入の流浪のストライカーが思い告白 期待の新FWが挙げる「最大のアイドル」とは?

バッジョの言葉、考え方が助けになった

「フットボールの世界で会ったことのある最大のアイドル? それはロベルト・バッジョです。彼はいろいろな意味で、特にピッチ外においてお手本でした。肩の手術をした時に彼に会いましたが、彼の言葉、考え方というのが僕の助けになってくれたんです」

 インタビューによれば、ボリーニは肩の脱臼で手術を受けるなど、故障に苦しんだリバプール時代にバッジョと会う機会があったという。バロンドールを獲得したこともあるファンタジスタはまた右膝前十字靭帯断裂などキャリアを脅かす重傷に何度も苦しみながらも、不屈の闘志で立ち上がった。

「彼はたくさんのチームでプレーしたけれど、イタリアだけでなく、国外でも常に愛されていた」

 26歳の流浪のストライカーは、1995年から97年までミランでプレーしたバッジョの魂を胸に、サンシーロを踏みしめるつもりだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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