モウリーニョ監督、スペインでの4億円脱税疑惑を完全否定 「正当に納税した証明書もある」

起訴の通知は「一切受けていない」

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、クラブを通じて自身にかけられている脱税疑惑を完全否定している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 モウリーニョ監督は2010年から3年間にわたってレアル・マドリードを指揮していたが、11年から12年の2年間に関して、330万ユーロ(約4億円)の脱税を行った疑惑が浮上しており、スペインの税務当局から起訴されたことが報じられていた。

 しかし、モウリーニョ監督のエージェント会社は、「ジョゼ・モウリーニョは今日報道されたニュースに関して、一切の通知を受けていない。この日まで、スペインの税務当局からも検察からも、ジョゼ・モウリーニョ、あるいは彼のアドバイザーへの接触もない」とコメント。さらに「ジョゼ・モウリーニョは2010年から2013年までスペインに住んでいたが、納税に関しては税率41%を上回る2600万ユーロ(約32億円)以上を支払っている。2011年と2012年に関しても、2015年のスペイン税法改正時に当局と話し合い、すでに解決した。政府からは、彼が正当に納税していたことを示す証明書も発行してもらっている」と主張している。

 現在、かつてレアルで共闘したFWクリスティアーノ・ロナウドにも18億円の脱税容疑がかけられているが、モウリーニョ監督は自身の脱税疑惑騒動を早急に鎮火させるべく、速やかに動いた模様だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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