ミラン新旧10番コンビが実現!? 本田、新天地ラス・パルマスでボアテングと共演か

スペイン紙「AS」はラス・パルマスが本田獲得に興味と報道 「議題に挙がっている」

 今夏にACミランを退団し、新天地を求めるのが既定路線となっている日本代表FW本田圭佑。移籍先候補の一つとしてリーガ・エスパニョーラのラス・パルマスの名前が挙がっているが、スペイン全国紙「AS」はクラブが興味を示し、かつてミランで10番を付けた男とのコンビ実現があり得ると伝えている。

 同紙は本田について、今季ミランで出番に恵まれず、この夏の移籍市場で移籍を決断したことを記している。その一方で「この夏に契約することができるスターで、ラス・パルマスの中でも議題に挙がっている」と獲得候補だとしている。

 31歳の本田について同紙は、右ウイングが主戦場と触れているが、スペインでは「メディアプンタ」と呼ばれるトップ下、そして左サイドアタッカーとしても起用可能だとしている。

 ラス・パルマスはかつてビッグクラブに所属した経験のある実力者を次々に迎え入れている。今冬にはレアル・マドリードで将来を有望視され、パリ・サンジェルマンに移ったものの結果を残せなかったFWヘセ・ロドリゲスを獲得。そして昨夏には、かつてミランで本田の前に背番号10を授けられた実績のあるガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングも加入した。同紙は試合出場に恵まれていないという点で、ボアテングと状況が似ていると言及。 ボアテングがわずかな出場時間しか与えられなかったこととともに、本田も今季8試合750分にとどまったことを記した。

「キャリアを再びやり直せる移籍先を探している。それは昨夏加入したボアテングと同じく、日本人プレーヤー加入の可能性を高めるだろう」という。果たしてミランの新旧10番共演が、スペインのカナリア諸島で実現するのか――。移籍交渉の進展に大きく注目が集まる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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