「済州の暴力はサッカーへの恥辱」 ACL浦和戦の愚行、韓国紙上で英公共放送通信員が断罪

小競り合いは「当たり前の光景」も…

 自国開催となったU-20韓国代表の敗戦ほど、ACLで韓国勢唯一の生き残りだった済州の敗退は韓国で話題になっていないという。だが、済州の負けっぷりはKリーグの対外的な印象を悪化させるものだったと言及している。

 この試合前、済州は本拠地初戦で浦和に2-0と勝利し、8強進出に有利なポジションにいた。だが、埼玉スタジアムで行われた第2戦で興梠慎三と李忠成の両FWに前半にゴールを奪われ、2戦合計2-2と同点に追いつかれた。そして、延長後半にDF森脇良太に劇的な決勝弾を許し、敗退が決まった。

 この試合の終了間際に異常事態に陥った。

 記事では「フットボールの世界でよくあることだが、浦和は総力を使い、時間を浪費した。そして、済州にゴールを決める時間を与えなかった。1点が必要な時には、信じられないほどフラストレーションが募るものだ。しかし、時間は急速に失われている。対戦相手がプレーを止め、時間を浪費するために全力を使う時に、白熱することもある。そんな状況でのちょっとした押し合いは当たり前の光景だ」と指摘。終了寸前の浦和のプレー選択は勝利への常套手段で、これで苛立つ相手が怒りのリアクションで小競り合いに発展することは間々ある光景だと報じている。

 だが、済州の行動は度を超えていたと断定している。

 

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