トッテナム高井幸大がU-21チームで実戦復帰、年末にもトップチーム合流か

　イングランド1部トッテナムのDF高井幸大がU-21チームで実戦復帰を果たした。現地メディアは年末の過密日程期間にトップチームに合流する可能性を報じている。

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　高井は今夏に川崎フロンターレからトッテナムへ完全移籍。しかし、プレシーズンに足底腱膜の負傷で戦線離脱となった。その後も負傷が続き、デビューが遅れていた。

　そうしたなかで、高井は現地時間12月2日にU-21チームの一員としてダゲナム＆レッドブリッジとの練習試合に出場。トッテナムのユニフォームを着て初めての実戦に臨んだ。前半45分間のみの出場だったが、復帰に向けて大きな一歩を踏み出した。

　この試合には右膝の前十字靭帯断裂で長期離脱中だったDFラドゥ・ドラグシンも出場。英紙「ザ・ロンドン・スタンダード」は「どちらの選手も火曜夜のプレミアリーグ、ニューカッスル戦にのファーストチームには入らないが、トーマス・フランク監督の古巣であるブレントフォードをはじめ、スラビア・プラハ、ノッティンガム・フォレスト、リバプール、クリスタル・パレスと戦う2025年末の過密スケジュールの間には起用が可能になるはずだ」と2人の復帰時期の見通しを伝えた。

　SNSでは「スパーズ初プレー！　それ聞いただけで嬉しい」「日本代表に朗報」「めでたい」「チャンスあるぞ」「公式戦デビューが待ち遠しい」といった期待の声が多く上がった。チームに負傷者が多いなかで、間もなくの復帰が予想される高井。フランク監督からどのように起用されるのか注目だ。