12月28日の開幕戦は早実と徳島県代表が対戦する

　第104回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が11月17日に行われた。早稲田実業（東京B）と徳島県代表の開幕戦で今大会がスタートする。

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　昨年は前橋育英（群馬）と流通経済大柏（千葉）が決勝戦で激突し、PK戦の末、前橋育英が第96回大会（2017年度）以来7大会ぶり2度目の優勝を果たした。今大会は12月28日に国立競技場で早実と徳島県代表の対戦で開幕を迎え、1月10日に準決勝、12日に決勝戦が行われる。

　昨年から引き続き、抽選会は一堂に会する形式で実施された。各校の初戦は東西地区が振り分けられての対戦となり、切れ目にあたる東海地区の学校同士は初戦で対戦しない形式に。また、前年度優勝の群馬県、準優勝の千葉県、ベスト4の神奈川県と福岡県の各代表が2回戦から登場するシードの位置に振り分けられた。

　28日の開幕戦では早稲田実業（東京B）と徳島県代表（徳島市立 or 徳島北）が対戦する。ディフェンディングチャンピオンの前橋育英は第1シードで、神戸弘陵学園（兵庫）と激突。調整中とされている宮城県代表はBブロックに入り、那覇西（沖縄）との初戦に決まった。

　VTRで登場した日本サッカー協会（JFA）の宮本恒靖会長は「皆さん一人一人が高校サッカー選手権の歴史を紡ぐ主役となります。自分を信じ、仲間を信じ、最後まで全力を尽くしてください。皆さんにとって忘れられない時間となることを願っています」と選手たちにエールを送った。