テネリフェ地元紙が好機演出の柴崎を絶賛 「攻撃のエンジン」「才能を見せつけた」

首位レバンテ相手に0-0ドローもチーム最高点を獲得 「攻撃面で多大な貢献」

 テネリフェのMF柴崎岳は現地時間20日、リーガ・エスパニョーラ2部第39節レバンテ戦に4試合連続でスタメン出場した。試合は0-0のスコアレスドローに終わったが、現地紙では高い評価を受けている。

 レバンテはすでに来季の1部昇格を決めており、ACミランのFW本田圭佑の獲得に乗り出しているとの噂も立っている。その強敵相手にも、テネリフェのホセ・ルイス・マルティ監督は柴崎を攻撃のキーマンとして先発起用した。

 すると前半18分、センターサークル付近でボールを持ち運んだ柴崎は左斜め前方にスルーパスを送る。これに反応したFWアントニー・ロサーノが相手GKと1対1となる決定機を創出。ロサーノがゴールを割ることはできなかったものの、後半にも柴崎のクロスによってシュートチャンスを導き出すなど、首位を走る相手に対しても十分通用するところを見せつけた。

 地元紙「エル・ドルサル」は、柴崎にこの日チーム最高点となる「8点」をつけた。「日本人アタッカーは再び自らのグレードと才能を見せつけた。彼は素晴らしい新しいきらめき、クオリティーを提供し、アタックの局面でチャンスを作るために多大な貢献をした」と記されている。

 

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