ルヴァンMVPは広島DF荒木隼人 貴重な先制弾、守備で優勝に貢献

広島の荒木隼人【写真:徳原隆元】
広島の荒木隼人【写真:徳原隆元】

広島が前半に3ゴール

 国内三大タイトルの1つであるルヴァン杯は11月1日、国立競技場で決勝戦が行われ、サンフレッチェ広島が柏レイソルを3-1で下し優勝を果たした。試合後には大会MVPが発表され、広島DF荒木隼人が選ばれた。

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 試合は互いにチャンスを作りオープンな展開が続くなか前半25分に動く。広島が敵陣右サイドからDF中野就斗がロングスローを入れると、混戦の状況でDF荒木隼人が競り勝ち頭でネットを揺らした。

 さらに同38分、敵陣ペナルティーエリア外やや右寄りの好位置でFKを獲得した広島。MF東俊希が左足で蹴ったボールは華麗な弧を描き、柏GK小島亨介の手をかすめながらネットに吸い込まれた。広島は同アディショナルタイムにも再びロングスローからDF佐々木翔がすらしてFWジャーメイン良が蹴り込み3点リードで折り返した。

 後半反撃に出たい柏は頭からMF小西雄大、MF仲間隼斗、FW細谷真大を同時投入。柏がボールを握る展開が続くと同36分、スルーパスに抜け出した細谷が左足で流し込み1点を返す。その後も柏が押し込む展開が続くも試合はそのまま終了し、広島が柏を3-1で下し優勝を果たした。

 試合後にはこの試合のMVPが発表され先制弾を決め、柏の攻撃を1失点でしのいだ荒木が輝いた。荒木は表彰台で名前を呼ばれると「中野ありがとう」と、ロングスローからアシストをした中野に感謝の言葉を述べ、チームメートに囲まれながら優勝を喜び、最後は「ヤバいっすよ」と広島サポーターの笑いも誘った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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