欧州5大リーグ別「移籍金ゼロ選手ベスト11」 ミラン本田、トッティらとセリエA部門で選出

本田は右の攻撃的MFとしてポジション獲得

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、今季終了時点で契約満了になり他クラブへの移籍が確定的な状況にあるが、英メディア「Football365」では欧州5大リーグそれぞれで、今季限りで契約切れとなる「移籍金ゼロ選手ベスト11」を構成。本田はセリエA部門で名を連ねている。

 イタリアで今季契約が切れる選手たちの中で、本田は右サイドハーフのポジションを獲得している。ミランには2014年1月の移籍市場で加入して3シーズン半となるが、今季は98分間出場ノーゴール。昨季はシーズンの半分以上をレギュラーで過ごしながら1得点3アシストと不発の2年間を過ごしてきた。それでも、今季で契約が切れる選手たちの中では右の攻撃的MFのベストプレーヤーと位置付けられている。

 他にイタリアで契約が切れる選手たちでは強豪ローマを支えてきた元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティと、同MFダニエレ・デ・ロッシが名を連ねた。とはいえ、トッティは今季限りでの引退となる可能性が高まっている。他では、インテルのアルゼンチン人アタッカーであるFWロドリゴ・パラシオも今季で契約が切れる選手として名を連ねた。

 本田は現地メディアではスペインリーグで来季1部昇格のレバンテから獲得の興味を示されているとされ、アメリカMLSのシアトル・サウンダース行きも消滅していないとされる。いずれにせよ、移籍金が掛からない契約満了の実力者たちは、現役続行を求める限りは新天地を求めることになる。その“就職活動”もまた、夏の移籍市場では見どころの一つだ。

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