ブラジルは日本に初めて黒星を喫した

　日本代表（FIFAランク19位）は10月14日、東京スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2025でブラジル代表（同6位）と対戦し、3-2で逆転勝利した。日本は14度目の対戦で初勝利を手にした。試合後の会見で、ブラジルのカルロ・アンチェロッティ監督は「非常に素晴らしく、強いチームだと思いました。後半は良いプレーをして、前線でプレスを仕掛けてきて、ビルドアップで困難を感じました」と森保ジャパンを称賛した。

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　ブラジルは前半26分にDFパウロ・エンリケ（バスコ・ダ・ガマ）のゴールで先制すると、同32分にはガブリエル・マルティネッリ（アーセナル）が追加点を挙げ、リードを2点に広げた。

　だが後半7分にDFのミスから南野拓実（モナコ）に1点を返されると、同17分には中村敬斗（スタッド・ランス）に同点弾を奪われる。さらに同26分にはCKから上田綺世（フェイエノールト）にヘディングで逆転弾を許した。

　これまで日本に対し、11勝2分けと圧倒的な強さを見せていたが、今回は初黒星を喫した。アンチェロッティ監督は「全く負けは受け入れられない。非常に残念に思っている。非常に良い教訓として受け止める。特に後半において学ぶべきことがあった。ファブリシオのミスでゲームのコントロールを失ったが、メンタル面で調子を落としたのが最大のミスだった」と振り返った。