JFA宮本会長、児童ポルノ閲覧で有罪の影山氏について謝罪「許容できない」 後任は「できるだけ早く」

パラグアイ戦後に取材対応
日本サッカー協会(JFA)宮本恒靖会長は10月10日、パナソニックスタジアム吹田で行われたキリンチャレンジカップ2025 パラグアイ戦後に取材に応じ、児童ポルノ画像の閲覧で有罪判決を受けて技術委員長を解任になった影山雅永氏について言及。本人とは電話で会話したといい、後任については「できるだけ早く決めたい」とした。またコンプライアンス強化のためグループ立ち上げの意向を示した。
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影山氏は10月2日、FIFAU-20ワールドカップ(W杯)に向かうパリ行きの航空機内で児童ポルノ画像を閲覧したとして、執行猶予付き懲役18か月と罰金5000ユーロ(約88万円)の有罪判決を受けたと現地紙が報道。タブレット端末で閲覧していたところ客室乗務員に通報されたという。JFAとしては5日に現地で勾留されていることを把握。10月3日にU-20W杯が行われるチリへの経由地のパリから出発予定の航空機に搭乗していないことが判明し、本人と連絡が取れていなかった。7日の緊急理事会で解任が決議された。
パラグアイ戦後、取材対応した宮本会長は「たくさんのサッカー関係者の方に多大なるご心配、ご迷惑をおかけしていることをまずお詫びしたい。ただ起こったことに関してはサッカー界として絶対に許容できないものだと思っています」と改めて謝罪。今後について「本当にこれまでも色々とコンプライアンス、ガバナンスのところをやってきましたけれど、もっとしっかりとそこに取り組んでいくということで何を取り組むのか、何を改善するのかというところをしっかりと話し合うようなグループを立ち上げる準備はしていきたい」と、考えを明らかにした。
ただ、影山氏について詳細は「まだ事実確認をしなければ段階。この間の会見よりも詳しいことを把握できているという状況ではない」。宮本会長は本人と電話で話したといい「憔悴しきっていた」様子。来年にW杯を控えるなかで後任については「できるだけ早く決めたい」とし、早急の対応が求められる。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















