長友は右太もも裏の肉離れで負傷離脱 インテルの右サイドが危機的状況に

アジアカップ準々決勝で負傷

 23日のアジアカップ準々決勝UAE戦で右太もも裏を痛めたインテルの日本代表DF長友佑都が、軽度の肉離れだったことが分かった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「カンパニョーロと、長友はKO。マンチーニ監督は右サイドに問題を抱えている」と報じている。
 人材豊富だったインテルのサイドが、左右のサイドバックとして高いレベルでプレーできる長友の離脱で、一気に台所事情が苦しくなった。
 記事によると、DFジョナタンがコンデイション不良につき、DFダンブロージョを左サイドバックに回しているが、長友はアジアカップで負傷。右太ももの軽い肉離れと診断されており、戦線離脱を余儀なくされている。また、カンパニョーロも右ふくらはぎを痛め、出場が難しいようだ。
 この危機的状況で、ロベルト・マンチーニ監督は解決策を検討中。ダンブロージョを右サイドに回し、ドドを左サイドにシフトするのがプランA。センターバックのDFマルコ・アンドレオッリをサイドで起用するか。膝の捻挫で、もう1週間休ませる必要のあるキャプテン、アンドレア・ラノッキャを強行先発させるプランもあるという。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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