長期離脱中に監督解任…韓国代表が感じた責任「選手にもある」 J初得点より嬉しいこと

札幌のパク・ミンギュ「なかなか貢献できず、申し訳なく思っていました」
北海道コンサドーレ札幌は8月23日、J2リーグ第27節でヴァンフォーレ甲府に2-1で勝利した。前半30分にJリーグ初得点で貴重な追加点を奪ったのは、左ウイングバックで先発した韓国代表DFパク・ミンギュ。右ハムストリングの肉離れで約2か月の離脱から復帰し、「申し訳なく思っていました」と明かした。
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昨年7月に水原FCから札幌に加入したパク・ミンギュ。すぐさまミハイロ・ペトロヴィッチ監督の信頼を掴むと、10月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨んだ韓国代表にも選出された。しかし、今季は4月に左膝の内側側副靱帯損傷、7月に右ハムストリング肉離れと2度の長期離脱に苦しんだ。
2度目の長期離脱の間には、岩政大樹監督が解任。「怪我が多かったのでチームになかなか貢献できず、申し訳なく思っていました。監督1人が責任を取る形にはなったけども、選手もその責任を感じないといけない。選手にも責任はあるという思いもあって、新しい監督のサッカーに合うようにまた一生懸命、頑張ってやっていかないといけないかなというふうに思います」と話した。
柴田監督の就任2戦目となったこの日、起用されたのは攻撃的なウイングバック。前半30分にFW白井陽斗のクロスのこぼれ球を拾うと、ペナルティーエリア左から左足一閃。角度のない位置からゴール右へグラウンダーで突き刺した。
「個人的にはウイングの方が攻撃的に行けるので、面白さは個人的にはあります。監督が決めた役割があるので、それはそれでできないと選手としてダメだと思うので、監督に求められたことをしっかりやっていきたいなと思います」
昨シーズンの活躍から考えると少し意外にも思えるが、これがJリーグでの初ゴール。「自分がゴールしたというよりも、新しい監督の下で初勝利、チームが勝利したということの方が嬉しいかなと思います」と試合後に語ったパク・ミンギュ。もう後がないJ1昇格へ向け、再び救世主になってくれるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)





















