渡辺剛は今夏にフェイエノールトに加入した

　オランダ1部フェイエノールトは現地時間8月2日にドイツ1部ヴォルフスブルクとプレシーズンマッチを行い、日本代表FW上田綺世が2得点と活躍した。そのうちの1得点は、今夏にベルギー1部ヘントから加わった同代表DF渡辺剛の絶妙なスルーパスから決まったもの。日本代表ホットラインで生まれた鮮やかなゴールは「スルーパス美しすぎる」と反響を呼んでいる。

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　フェイエノールトは6日にチャンピオンズリーグ予選のフェネルバフチェ戦、さらに9日にリーグ開幕戦のNAC戦が控えるなかで、プレシーズン最後のテストマッチとしてヴォルフスブルクと対戦した。

　前半27分、ペナルティーエリア内左でパスを受けた上田が冷静に流し込んで先制すると、さらに後半4分にも上田が再び決めてリードを広げた。2点目は最終ラインの渡辺が守備陣の網の目をかいくぐる絶妙なスルーパスを前線へ送り、抜け出した上田が冷静に右足のシュートをゴールへと収めた。

　クラブ公式Xは「JAPANESE CONNECTION」と日本人コンビが導いたゴールのハイライト動画を公開。「これえぐい」「これは嬉しい」「今年のフェイエノールト楽しみだな」「まさにホットライン」「渡辺も上田もスーパーすぎる」「グラウンダーのロングスルーパス美しすぎる」「神パスからこの抜け出し」「すごいスルーパス」とファンから称賛の声が寄せられていた。

　なお、試合は観客席で医療処置が必要になるトラブルが発生したために、後半35分で打ち切りに。フェイエノールトが4−0で勝利を収めている。