伊東純也は後半から45分途中出場

　フランスのスタッド・ランスが7月30日、ジャパンツアーの第2戦で柏レイソルと対戦した。この試合で古巣対戦となった日本代表MF伊東純也は後半途中から出場し、2433日ぶりに三協フロンテア柏スタジアムのピッチに立った。定位置の右サイドから柏ゴールに迫り、ファン・サポーターを沸かせた。

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　試合は前半44分にMF小屋松知哉のゴールで柏が先制すると、後半6分にMF瀬川祐輔が追加点をゲット。同39分にはスタッド・ランスのFWレダ・カドラが自ら得たPKを決めて1点差に迫るも、2-1で柏が逃げ切った。

　伊東は後半開始から途中出場でピッチに立ち45分間プレー。伊東がボールを持つ度にファン・サポーターのボルテージも上がり、積極的にシュートを放つなど積極的なプレーも見られた。

　伊東が試合後の囲み取材に応じた一問一答は以下のとおり。

ー後半から出場して、ご自身のパフォーマンスは？
　いや、良くなかったです。

ー45分プレーしたのは久しぶりですか？
　そうっすね。練習もしてないんで。

ー体力的にきつかった？
　体力的ってよりかは足が痛かったです。

ー怪我の具合は？ここからのコンディション調整は？
　ずっと昨シーズンからやってる。最初ちょっとやってみたんですけど、無理だったんで。そこから休んで。治るかなと思ったら、休んでも治んなかったんで、もう（練習を）やろうと思って。結構2ヶ月ぐらい。意外に治んなかったです。もうこのままコンディション上げてく感じになると思います。やりながら治ればいいかなと思ってるんで。

ーもし仮に、来季もに2部でプレーすることになった場合、どんなことをしていきたいですか？
　どうですかね、やるってなったらやるしかないかな。結果を出せるようにしたいなと思います。

ーもしかしたら移籍の可能性もありますか？
　色々なものを加味してどうするかっていうのを決めていきたいなと思ってます。

ー来年にW杯も控えるがどういうプレーをしていきたい？
　多分、最後（のW杯）になると思うんで。選ばれるようにコンディションを上げていかなきゃいけないと思いますし。まあ目に見える結果かな。去年は結果が、目に見える結果を出せなかったんで。もうプレー自体は別に普通だったと思うんで。そういうところを出していけたらなと思ってます。

ーPKは蹴りたかった？
　もうあそこまで行くのもめんどくさかった。あと、もう別に蹴りたくもなかったんで。関根が「蹴りなよ」って言ったんすけど。もう行く気もなかったです。

ー45分間、怪我で足が痛いのを我慢していた？
　思ったより痛かったっすね。コンディションいけるかなと思ってやったんですけど。そのうち痛くなくなったんで。山形戦では15分だったんで。山形の時は足も痛かったですけど、心肺がきつかったんで、久々に2ヶ月練習してなくてそのまま試合だったんで。今日はだから身体的にはちょっと楽だったんですけど。

−45分間の出場時間は決まっていた？
　俺は前回15分で、今回、45分っていう感じだったんで。徐々にっていう感じだったと思います。

ー今シーズン高めていきたいことは？
　さっきも言ったっすけど、多分その結果の部分で、ゴールだったりアシストだったり、その目に見える結果を出さないとやっぱり試合とか見てない人は納得しないと思うんで、そういうところを出していきたい。

ー久しぶりに日立台でプレーしてみてどうでしたか？
　やっぱり久しぶりで、気持ち良くプレーしたかったんですけど、あんまり気持ち良くはプレーできなくて。でも雰囲気は久しぶりに感じれましたし、自分が知ってる歌とかもあって、嬉しかったですね。

ー今季の柏の強さを感じられた？
　前半が多分スタメン、スタートのメンバーなのかな。上手く幅使ってチャンス作れて、良いゲームをしてたんじゃないかな。正直、（普段の）試合を見てないのであんまり。分からないです。結果だけしか見てないですけど。結果だけ見てます。

ー今日の試合は楽しみだった？
　出たい試合だったんで、無理してでも個人的には出ようと思ってたんで。でも、ちょっと不甲斐なかったんで。もうちょっとちゃんとやりたかったなと思います。