Jリーグ少数派…「昨今では珍しい!」ユニデザイン “縦配置”が「目を引く」

札幌ユニフォームの“パートナー配置”に注目
J2北海道コンサドーレ札幌が2025シーズンに向けて発表したユニフォームに、新たなアクセントが加わった。新規トップパートナーとして契約を結んだ「株式会社グラフィックホールディングス」のロゴをユニフォーム左袖に縦方向で掲出。サッカーユニフォーム研究家の「ともさん」は、「昨今では珍しい縦方向のロゴ掲出がいい!」と印象を語っている。
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Jリーグのユニフォームにおける袖スポンサーは、通常リブに対して平行に配置されるのが主流だ。ともさんは「Jリーグの袖スポンサーは、リブに対して平行に入れることが多く、垂直方向に入れるケースは少ない」と説明。実際、2025シーズンのJ1ではファジアーノ岡山、J2ではRB大宮アルディージャとヴァンフォーレ甲府、J3ではギラヴァンツ北九州など、ごく一部のクラブに限られている。
今回のように縦方向にロゴが入るスタイルはインパクトもあり、ともさんは「垂直方向でのスポンサー掲出は目を引く」と述べるとともに、すでにユニフォームを購入しているファンへの対応にも言及。「すでにユニフォームを持っている方向けの有償プリントもある」と紹介し、柔軟なフォローアップ体制にも目を向けた。
袖ロゴの縦配置は海外クラブでも見られる事例だという。ともさんは「ブラジルのクラブなどは、袖に対して垂直方向に前後で2枚のロゴを掲出することもある」と話しつつ、「Jリーグのスポンサー箇所も柔軟性を持たせて、クラブの資金源確保の助けとなることを願う」と提案を込めたコメントを寄せている。
袖という限られたスペースをどう使うか――そこにクラブのデザイン意図だけでなく、経営的な戦略や工夫が見える時代になった。札幌のユニフォームは、見た目の斬新さだけでなく、パートナー企業との連携やファンへの対応面でも注目される存在となっている。



















