ランス降格で注目を集める伊東純也「だが、合意はまだ視界に入っていない」

　日本代表MF伊東純也は所属するスタッド・ランスがフランス2部リーグへ降格したこともあり、その去就が注目を集めている。欧州では古巣でもあるベルギー1部ヘンクへの復帰が報じられているが、まだ交渉は途中となっているようだ。

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　昨年に続き、今夏も日本ツアーを行うスタッド・ランスだが、リヨンの財政問題によって一時は2部リーグ降格が取り消されそうになったこともあり、主力選手の動向が固まらなかった。伊東もその一人であり、シーズン終了後に北中米ワールドカップが控える新シーズンを、どこでプレーすることになるか注目されている。

　ベルギーメディア「Voetbal nieuws」は、「ヘンクは今夏2人の補強しかしていない。去った選手が少ないことも影響しているが、まだ補強を目指している」とし、その候補の一人として伊東の復帰を挙げ、「彼は過去3シーズン、スタッド・ランスのレギュラーだったが、2部に降格した。2部リーグでのプレーは32歳の望むことではないとされ、ヘンクはその恩恵を受けるかもしれない。だが、合意はまだ視界に入っていない」と交渉が進んでいないことを報じている。なお、伊東の復帰について同メディアが行っているファンのアンケートでは、賛成が83％、反対が17％となっており、ヘンクに戻ることになれば、大いに歓迎されそうだ。