過熱する“久保狂騒曲”に米メディアも注目 取材陣殺到、日本のメッシが「話題を支配した」

久保のJ1公式戦デビューに「50人のフォトグラファー、5つのテレビ局」

 3日に行われたルヴァン杯、FC東京対北海道コンサドーレ札幌戦でU-20日本代表FW久保建英がJ1公式戦デビューを飾った。このニュースは日本だけでなく海外でも大きく報じられており、米テレビ局「FOX SPORTS」アジア版でも“日本のメッシ”のデビュー狂騒曲を報じている。

 同局が注目したのは久保を巡る日本での過熱ぶりだった。「50人ほどのフォトグラファーが選手入場を待ち、ゴール裏でファインダーを構えた。そして5つのテレビ局も構えていた」と数多くの取材陣が詰めかけたことを伝えた。また「数週間にわたって新聞、オンライン上での話題を支配し、通常、ミッドウィークのカップ戦は6000~7000人ほどの平均観客だが、この日は3倍以上のファンが駆けつけた」と1万9123人の観客数となったことに触れている。

 記事ではバルサの下部組織に所属した頃についても言及。「2011年にクラブの有名なラ・マシア(下部組織)に入団し、同クラブでは約3シーズンにわたった所属時に得点を量産し、リオネル・メッシとも比較された」との逸話を紹介している。

 後半25分から途中出場した札幌戦に関しては「彼は出場した瞬間からピッチを走り回り、彼よりも経験豊富なチームメイトに対して、走り抜けたい場所を指示していた。どこでボールを受けてプレーしたいのか、どこにポジショニングしたいのかを判断できていた。パスコースを作るためにハードワークし、危険なエリアへとボールを素早く運んだ」と冷静な判断と的確な技術を見せたことにも触れている。

 

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