田中想来が3か月連続の受賞

　Jリーグは7月15日、松本山雅FCのFW田中想来が「2025明治安田J3リーグ 6月度月間ヤングプレーヤー賞」を受賞したと発表した。今季4月、5月に続く異例の3か月連続の受賞で、同賞が設立された2024年以降では初の快挙となる。

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　田中は6月のリーグ戦で3得点を記録。委員長の足立修氏は「文句なしの初の3カ月連続受賞」と評価し、元日本代表MF橋本英郎氏も「不動のレギュラー。点を取り続けている」と継続した活躍に言及した。Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏は「体の使い方が巧みで常にゴールを狙う体勢を整えている」とプレーの質を称賛。通算8ゴールとし、得点ランキングでも上位をうかがう存在となっている。

　田中は2005年生まれの20歳。今季トップチームに昇格すると、早くもチームの攻撃を牽引する存在へと成長を遂げている。

　田中のコメントは以下のとおり。

「このたび、3か月連続でヤングプレイヤー賞を受賞することができました。受賞して嬉しい気持ちがある反面、チームがなかなか勝てていない現状に、すごく悔しさがあります。この賞を機にまたしっかりと自分を見つめ直し、チームを勝たせられる選手になれるように頑張ります。引き続きよろしくお願いいたします」