新ユニ発表に登場…28歳日本人は残留? “商業的魅力”も現地指摘「ピッチ上だけではない」

三笘薫がブライトンの新ユニモデルに登場
イングランド1部ブライトンは、2025-26シーズンの新ユニフォームのデザインを発表した。そのモデルの一人には、日本代表MF三笘薫も起用されている。現在、日本に帰国している三笘は、今夏のステップアップ移籍が報じられてきたが2025-26シーズンのユニフォームのモデルに起用されたことから、ブライトンファンは三笘が残留する可能性が高まったと期待値を高めているようだ。地元メディア「Sussex Express」が報じた。
2025-26シーズン、ブライトンのユニフォームサプライヤーは引き続き英スポーツメーカーのナイキ社が務める。伝統の青白のストライプが採用されており、同社のロゴマークである「スウッシュ」のカラーにはホームユニフォームで初となるハイパータイクが用いられた。
そんなユニフォームのデザインもさることながら、より大きな注目を集めたのがモデルの一人として三笘が起用されたことだ。2027年6月まで契約を残している三笘だが、ドイツ1部バイエルン、イングランド1部リバプール、アーセナルからの関心が報じられており、今夏の移籍市場でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を持つクラブへのステップアップ移籍が報じられてきた。
今回、ブライトンの新ユニフォームのモデルを務めてクラブの顔の一人となったことで、改めて28歳の日本人アタッカーがクラブに残留するのではないかという期待が高まっている。
記事では「ブライトンは28歳のピッチ上の技術だけのために28歳を残したいと思っていない。しかし、彼は同時にクラブの商業的魅力と日本での知名度を高めることにも貢献する。三笘人気を受けて、クラブは日本語のツイッターアカウントを開設し、2024年には日本ツアーも行った。またブライトンの試合には日本人ファンが訪れることで、グッズの売り上げも伸びている」と、ピッチ内外における三笘効果を伝えている。
こうした影響を及ぼせるため、ブライトンも三笘を簡単に手放すつもりはないだろう。8月16日に新シーズンの開幕戦ではフルハムと対戦することになっているブライトンだが、この試合のピッチに三笘が立つかどうか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)