内田篤人氏がゲストとしてイベントに参加

　日本サッカー協会（JFA）とユニクロが6月21日、東京・国立競技場で「JFAユニクロマルチスポーツキッズ」を開催。元日本代表DF内田篤人氏がゲストして登場したなか、キャッチボールの腕前も披露。「ソフトボールをやっていたので」と幼少期を回想し、「新しい試みでしたけど、僕自身も非常に楽しかったです」とイベントを振り返った。

　今回行われた「JFAユニクロマルチスポーツキッズ」には小学1年〜3年生の400名が参加。サッカー、野球、陸上、ラグビーの4種目を1日で体験することができるマルチスポーツイベントとなった。サッカーからは内田氏と元なでしこジャパンのMF宮間あやさん、野球からは五十嵐亮太氏、陸上からは朝原宣治氏、ラグビーからは田中史朗氏といった実績十分の選手がたちが講師として子供たちに直接指導をした。

　内田氏は軸足の向く位置や、ボールを蹴る時の足の向きなど、子供たちに直接指導。子供たちも頷きながら、内田氏の指導を吸収。内田氏が指導のなかで、「そう！今のよかったじゃん！」と声をかけると、子供たちも頷きながらサッカーの楽しさを噛み締めるようなワンシーンもあった。

　イベントの合間には五十嵐氏とキャッチボールも楽しみ、高く上がったボールを見事にキャッチするなど、野球の腕前も見せた内田氏。五十嵐氏からも「うまい！」とお墨付きをもらった。イベント後の囲み取材では、「野球だったらフライに捕るのに落下地点に入らないといけないので、それはサッカーの場合のヘディングに活きてくると思いますし、陸上はすべてのスポーツの根元だと思っています」と子供の頃に様々な競技に触れることのメリットを話した。そして、「子供たちにとっては刺激があったんじゃないかなと思います。新しい試みでしたけど、僕自身も非常に楽しかったです」と1日を振り返った。