PSGとインテルがアリアンツ・アレーナで対戦

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）は現地時間5月31日に決勝戦が行われ、フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）とイタリア1部インテルがアリアンツ・アレーナで激突。PSGが衝撃の5-0で大勝し、悲願のCL初優勝を果たした。

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　試合は前半12分、PSGが左サイドからインテルの守備陣を攻略した。MFビティーニャから縦パスが入るとFWデジレ・ドゥエが受けて、最後はDFアクラフ・ハキミが流し込みPSGが幸先よく先制。古巣対戦となったハキミはインテルサポーターに両手を合わせて敬意を見せた。

　前半20分には、ロングカウンターから先制ゴールをアシストした19歳のドゥエが追加点を奪い、PSGが前半を2点リードで折り返した。

　反撃に出たいインテルは後半8分に2枚替えでDFヤン・アウレル・ビセックとMFニコラ・ザレフスキを投入。セットプレーを中心にPSGゴールに迫っていく。

　しかし後半18分、インテルが再び2枚替えをした直後だった。自陣からビティーニャが持ち運び、FWウスマン・デンベレとのトリッキーなパス交換で前進。右サイドのドゥエにラストパスを送ると、ドゥエが右足でニアサイドを抜いて勝負ありの3点目が決まった。

　後半28分にはデンベレのスルーパスからFWクヴィチャ・クヴァラツヘリアがGKヤン・ゾマーとの1対1を制して4点目を決めると、同41分に途中出場の19歳MFセニー・マユルが決めて5-0。試合はアディショナルタイムなしで終了し、PSGがCL史上最大となる点差で衝撃の大勝を飾った。PSGはリーグ優勝、国内カップ戦に続く3冠を達成し、24-25シーズンを締め括った。