ロナウドは自身のSNSで退団を示唆

　サウジアラビア1部アル・ナスルに所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、今季限りでの退団と移籍を示唆した。スペイン紙「マルカ」では、来月に開幕するクラブ・ワールドカップ（Ｗ杯）の出場クラブに移籍する可能性もレポートした。

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　サウジアラビアのリーグ最終節でアル・ヒラルがアル・カディシャに勝利したことで、アル・ナスルは来季のAFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）への出場権を逃した。今季限りで契約満了のロナウドは自身のSNSで「この章は終わった。歴史は？　まだ、書きかけだ。全ての人に感謝を」と、選手としての活動は継続するもクラブは退団すると受け取れるメッセージを残している。

　2023年の年明けから2シーズン半サウジアラビアでプレーしたロナウドは2回の得点王を獲得したが、リーグ優勝に手が届かなかった。先日のACLEでは準決勝で川崎フロンターレに敗れてアジア王者の称号も逃した。

　マルカ紙では「クリスティアーノ・ロナウドはクラブW杯に出場するようだが、どのチームで出場するかは未定だ」とも報じた。先日には、ドナルド・トランプ米大統領がロナウドの出場を熱望しているとも一部で報じられていた。

　日本からは浦和レッズが出場するクラブW杯に向け、6月1日から10日まで出場クラブが所属する国のリーグでは特別登録期間が設けられる。約2週間のうちに、ロナウドの去就は電撃決着するかもしれない。