ミラン生え抜きの伊代表DFデ・シリオ “決定的な事件”で退団決意…強化部長に志願

23日エンポリ戦後にサポーターに車を囲まれ、両親とともに罵声を浴びる被害

 ACミランのイタリア代表DFマッティア・デ・シリオがマッシモ・ミラベッリ強化部長と会談を持ち、今季終了後の退団を申し出たことが明らかになった。衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。

 ミランの下部組織出身の生え抜きの星はユベントスから毎年のように獲得のオファーを受けていた。そして、23日のエンポリ戦後に決定的な事件が起きた。1-2で敗れた試合で、途中交代を命じられたデ・シリオにはブーイングが浴びせられた。

 そして、本拠地サン・シーロから両親とともに帰宅しようとした際、ユベントス移籍報道に激怒したサポーターに車を囲まれ、両親とともに罵声を浴びるなどの被害を受けたという。

 この一件が退団を決意する引き金となってしまったようだ。両サイドバックを高いレベルでこなせるデ・シリオはミランへの愛情をすっかり失ってしまった様子。2018年6月に契約満了となるが、延長の意向はないという。

 王者ユベントスの陣容をさらに強化することになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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