バイエルンDFサシャ・ブイがCL観戦後に被害

　フランス1部バリ・サンジェルマン（PSG）は現地時間5月7日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝の第2戦でアーセナルと対戦し2-1で勝利を収めた。2戦合計3-1とし決勝進出を決めたなか、この試合を観戦していたバイエルン・ミュンヘンのDFサシャ・ブイが帰宅中に窃盗被害あったと海外メディアが報じている。

　現在24歳のブイは母国フランスのレンヌでプロデビューを果たし、2021年夏から2年半トルコ1部のガラタサライでプレー後、24年1月にバイエルンに加入した。今季はリーグ戦12試合と定位置確保とはならなかった。

　そんなブイは7日、PSGとアーセナルのCL準決勝をフランスのパリで現地観戦後、車で帰宅途中にファンに囲まれた。その際に1人がブイの被っているキャップを奪いそのまま逃げていく様子の動画がSNS上で拡散されている。

　この様子に衛星放送スカイ・スポーツのドイツ版は「バイエルンのスターがパリで強盗に遭う。車に座っていたところ、帽子が引きちぎられた。大胆な行動」と言及。さらにドイツメディア「エクスプレス」も「帰り道、車の中でPSGファンのお祭り騒ぎに巻き込まれた。何も言わずにファンの一人が彼の帽子を剥ぎ取り染めた金髪を露わにした」と報じている。幸い怪我などはなかったが、災難に見舞われた。