リーズには日本代表MF田中碧が所属している

　ポルトガル1部スポルティングに所属する日本代表MF守田英正の周囲が騒がしくなっているようだ。来季からプレミアリーグに昇格するイングランド2部リーズの専門サイト「MOT Leeds News」は、守田の獲得に動く可能性を伝えている。

　ポルトガルの大手メディア「Record」は、守田がプレミアリーグの移籍を希望しているが、約800万ユーロ（約13億円）のオファーがない限りは残留する見通しと報じた。その上で、「MOT Leeds News」は、リーズが守田獲得の最有力候補になっており、「リーズにとって素晴らしい補強になるかもしれない」と伝えた。

　同メディアによれば、今季のプレミアリーグ昇格3チームが全て降格したことを受けて、ダニエル・ファルケ監督は、経験豊富な選手でチームを強化することを望んでいるという。イングランドでの経験はない守田だが、欧州チャンピオンズリーグにも出場していることが紹介されている。

　また今季リーズに加入し、チャンピオンシップ優勝に貢献した日本代表MF田中碧の成功例を挙げた。「田中碧という日本の逸材を発掘した。彼は昨夏、デュッセルドルフから290万ポンド（5億5000万円）で加入したが、今回も彼の同胞で同じことを繰り返すかもしれない」と伝えた。

　日本代表コンビがイングランドで実現するのか、今後の行方が注目される。