川崎はアル・サッドに3-2で勝利

　川崎フロンターレは現地時間4月27日、AFCチャンピオンズエリート（ACLE）の準々決勝でアル・サッド（カタール）と対戦し、延長戦の末に3-2で勝利した。この試合の応援に駆け付けた約400人サポーターの熱量に「めっちゃ声聞こえる」「凄いな」と反響を呼んでいる。

　準々決勝以降がサウジアラビアで集中開催となった今大会は、すでに横浜F・マリノスがアル・ナスル（サウジアラビア）に敗れるなど、3試合全てで東地区のチームが敗れていた。そして日本勢としても、東アジア勢としても最後の砦となった川崎は、アル・サッドと対戦した。

　試合は川崎が幸先良く先制に成功をしてすぐに追い付かれたが、前半のうちに勝ち越した。しかし後半26分に再び追い付かれて延長戦へ突入。それでも延長前半8分、相手陣地でボールを奪い最後はMF脇坂泰斗が冷静に流し込み3度目のリードを奪った。これを守り切った川崎がクラブ史上初のベスト4入りを決めた。

　そんななかでこの試合には約400人のサポーターが約9500キロ離れたジェッダへ応援に駆け付けた。クラブ公式SNSが「サウジアラビアの地でも、声援が轟く!!」と綴り、サポーターが応援する様子を公開すると「すばらしい」「あまりにも頼もしすぎる」「フロサポの誇り」「感激」「最高だわ」「めちゃくちゃカッコいい」とコメントが寄せられた。