首位の浦和が札幌を3-2で破りリーグ戦4連勝! 小野は途中出場で古巣凱旋果たす

札幌も1点差に詰め寄るが一歩及ばず

 後半に入っても浦和が一方的に攻めたが、この日はゴールに迫る最終局面でやや繊細さを欠き、追加点が奪えずに時間が進んだ。同23分には興梠が柏木のパスから抜け出してGKと1対1になったがシュートはクロスバーを直撃。さらに同28分にも抜け出した興梠がGKと1対1になったが、これもセーブされた。しかし、ここでこぼれ球を拾った興梠を戻ってきた札幌守備陣が倒してしまいPKの判定。これを興梠が自ら決め、3-1とリードを広げた。興梠はリーグ7点目で再び得点ランキング首位に立った。

 2点を追う札幌は、同34分に浦和との古巣対決になるMF小野伸二をピッチへ。小野が浦和と対戦するのは清水エスパルス在籍時の2011年6月18日以来になった。ピッチ脇に立った小野に浦和サポーターは盛大な拍手を送ったが、交代で足を踏み入れた瞬間にはそれと同じくらい盛大なブーイングを送った。

 小野を送り込んだ札幌は、同42分にゴールから約25メートルの位置でFKを獲得。小野と並んでキッカーを務めたDF福森晃斗が左足で狙うと、壁の上を越えたボールがゴール右隅に決まり1点差に詰め寄った。

 しかし、札幌の反撃はここまで。その後に同点ゴールを奪うことはできず、両ストライカーのそろい踏みとなった浦和が3-2で逃げ切り勝利。勝ち点を19に伸ばして首位をキープした。

 

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