3点目の起点となった柴崎をテネリフェ監督が評価 「誰とでも良質なサッカーを見せられる」

ジローナ戦で後半24分から出場 スペイン初得点は逃すも短い時間でゴールに絡む

 テネリフェのMF柴崎岳は、現地時間15日に行われたリーガ・エスパニョーラ2部第34節ジローナ戦の後半24分から途中出場。チーム3点目となる起点のパスを送るなど短い時間で結果を残した。最終的に3-3のドローに終わった試合後、ホセ・ルイス・マルティ監督は「日々を過ごすことで、このカテゴリーを知ってきた」と称賛している。

 昇格争いで2位に立つジローナを本拠地エリオドーロに迎えた一戦は、文字通りの打ち合いとなった。前半37分、45分とジローナが2得点を決めれば、テネリフェもその直後の前半終了間際にPKを獲得し、MFスソが決めて1点差に詰め寄った。後半に入ると15分にアルベルトが強烈なミドルで2-2の同点とすると、その9分後に柴崎は2列目左サイドの位置で投入された。

 すると投入から7分後、ペナルティーエリア左に入り込んだ柴崎はゴール前正面でフリーになったFWアンソニー・ロサノへ正確なパスを通す。ロサノのシュートは相手GKに阻まれたが、こぼれ球をFWアマトが詰めて3-2と勝ち越した。

 さらに柴崎に見せ場が訪れたのは、同35分にジローナに直接FKを決められて同点に追いつかれた直後だった。右サイドのクロスにヘディングシュートで合わせたが、決定的な一撃は相手GKのビッグセーブに阻まれた。

 

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