審判侮辱のネイマールがリーガ3戦出場停止、クラシコ欠場決定 CL完敗のバルサに追い討ち

マラガ戦での退場処分後に第4審判へ皮肉の拍手 リーガ3連覇へ暗雲

 バルセロナは11日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦で、ユベントスに0-3で完敗を喫したが、追い討ちをかけるようなショッキングな事態に陥った。ブラジル代表FWネイマールが9日のリーガ・エスパニョーラ第31節マラガ戦(0-2)で退場処分となった後、第4審判への拍手が侮蔑行為に当たるとされ、3試合出場停止の処分が下された。リーグ側が発表したもの。

 ネイマールはマラガ戦敗戦の戦犯となった。後半20分に2枚目のイエローカードを受け、バルセロナ在籍4年間で初の退場処分を言い渡された。このままなら、15日の次節レアル・ソシエダ戦の出場停止処分で済んでいたが、ネイマールは第4審判に対して皮肉の意味で拍手した。

 これが主審への侮辱行為と見なされ、ソシエダ戦のみならず、23日のレアル・マドリードとの敵地でのクラシコ、26日の本拠地オサスナ戦も出場停止となることが決まった。

 ユベントス戦の完敗でCL2大会ぶり制覇に黄信号が灯る一方で、リーガでも消化試合数が1試合多いなかで首位レアルとの勝ち点差が3に開いている。ネイマールを直接対決で失うことは、リーガ3連覇に向けて大きな痛手となる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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