吉田「動揺している選手？　特にない」

　これに関して、DF吉田麻也（サウサンプトン）も「僕らには正直、何もできないので。唯一できることは勝ってポジティブなニュースを届けたいなと思います」と前向きに話し、「動揺している選手は？」との質問にも「特にないでしょう」と一蹴。
「個人的には気にしてないのでチームが勝つことだけを考えたい。もちろん、こういう場でもチームのことを答えたいし、あまり悪意のある記事もみたくない。一番いいのは勝っていい結果で、いい記事をみたいなと思います」と雑音を振り払うように言った。
　16日に対戦するイラクは前々回大会の覇者。日本にとっては1次リーグ突破に向けた大一番となる。吉田は「次の試合で決めたいという気持ちが強いし、グループの中で一番強い相手だろうということも、ある程度想定できている。相手も若いチームで五輪世代の選手も多く入っている。勢い乗らせずに、自分たちのペースで試合を運びたい」と語気を強めた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images