補強の必要性を語るモウリーニョ監督、チチャリートの名前を例に出す

　マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は今季27得点のFWズラタン・イブラヒモビッチに頼り切りのセンターフォワードの補強の必要性を語り、以前「私なら売らなかった」存在として名前を挙げていた他クラブ所属のストライカーの決定力を絶賛している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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　ユナイテッドはプレミアリーグで20試合無敗を続けるが、その内半分の10試合は引き分けと勝ちきれない試合も目立っている。リーグ戦で16得点のイブラヒモビッチ以外に頼れるストライカー不在をモウリーニョ監督も嘆いている。

「我々には何人かの選手がいるが、彼らはゴールと恋に落ちていない。彼らは良い選手で、クリエイティブであり、チャンスを作り出すこともできるが、生まれながらのキラーではない」

　指揮官は記者会見場でこのように語ったという。「分かりやすい例を挙げよう」と指揮官の口から飛び出したのは、かつてユナイテッドで活躍したチチャリートことメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス（レバークーゼン）の名前だった。

「我々がオールド・トラッフォードでプレーする時には、対戦相手のボックス内で相手を支配する。チチャリートだったら簡単に20点は決めていると思うよ。残り10分か20分の途中出場だったとしても彼なら20点取るだろう」