テネリフェ幹部が柴崎の適応に手応え 「彼自身の進歩について満足している」

敵地カディス戦に1-0勝利も、柴崎は出番なしに終わる

 テネリフェのMF柴崎岳は、現地時間26日のリーガ・エスパニョーラ2部第31節カディス戦にベンチ入りしたものの、出番が回ってこなかった。その試合後に首脳陣が柴崎について語っているが、ゼネラル・ディレクターのビクトル・ペレス・ボレゴ氏も適応ぶりに満足感を示していると、地元紙「エル・ドルサル」が報じている。

 テネリフェは昇格プレーオフ圏内を争うカディスとのアウェーマッチで、後半42分に得点源のFWアマトの決勝弾によって1-0と接戦をものにした。ただスコアが動いたのが後半終了間際だったこともあり、柴崎は起用されず守備的な選手がピッチに送り込まれた。この判断についてルイス・マルティ監督も「ガクは最後の時間帯でプレー予定だったが、試合に投入するのが難しい状況になった」と起用しなかった意図を明かしている。

 その想いはペレス氏も同じようだ。「我々は対戦相手に対してリスペクト、そして多少の恐怖を持って戦っている。カディスはダイナミックさを持つ厳しい競争相手の一つで、だからこの勝利は我々をさらに勢いづける」と敵地での勝利を喜びつつも、柴崎が起用されなかった点について次のように話している。

 

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