ベンゼマの恐喝容疑は晴れるも…

　ベンゼマは2015年11月に性行為を映した映像を利用し、同じフランス代表のマテュー・ヴァルブエナ（リヨン）を恐喝した容疑でフランス警察当局に逮捕された。フランスサッカー連盟から無期限の代表活動禁止処分を受けたが、容疑が晴れたことで代表でのプレーは可能になった。しかし、デシャン監督はベンゼマに声を掛ける様子は全くなく、昨夏に地元開催された欧州選手権への出場も見送られている。

　ベンゼマは自分を招集しないことに対して「差別だ」と語るなど、デシャン監督との対立を自ら深めてしまった過去もある。代表でのプレーを求めるベンゼマの悲痛な叫びは、指揮官の心に届くだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images