【アギーレ監督&長谷部・会見一問一答】八百長問題の追及に回答を拒否、パレスチナへの警戒強める

「日本人選手の規律と努力をする意欲を感じた」

 

――日本はベストチームだと思うが、どこの国が連覇のライバルか?

アギーレ監督「私は他の15チームに敬意を払うと話している。どのチームも優勝する可能性を持っている。日本が現チャンピオンで優勝候補に挙げられている状況。オーストラリアはホスト国で優勝候補としてもとらえられる。しかし、16チームが優勝を夢見て戦うことができると思っている」

長谷部「アジアのレベルは上がっている。力の差も小さくなっている。今、4試合終わっているが、レベルの高い試合が行われている」

――初戦で警戒すべき部分は?

アギーレ監督「4年前のアジアカップでプレーした選手に話を聞いたけれど、予選が非常に難しかったということだった。初戦の立ち上がりから決勝のラスト1分という気持ちで、すべてのボールにしっかりいく。インテンシティ、強度を下げてはいけない。1試合ずつ考えて臨む。相手チームを見下さずに集中したい」

長谷部「初戦の大切さ、重要さはだれもがわかっていると思う。ただサッカーの世界では、たとえば2010年にスペインがワールドカップの初戦で結果が出なくても優勝している。サッカーは何が起こるかわからない。ただ、やはり初戦の大切さを前回のアジアアップ、ワールドカップなどで非常に感じている部分でもある。しっかり準備して臨みたい。そのためにはこの1試合に集中してやることが大事。4年前の違いという意味では、個人的なことで言えば、この4年間で経験を積んだ部分は大きいし、チームでの立場も変わっている。とにかくそれを若い選手を伝えるという意味では非常に重要な役割を持っている」

――監督はモチベーションを高めるのがうまいと聞いている。どんなことをしているのか?

アギーレ監督「私はまず日本に来て、日本人選手の規律と努力をする意欲を感じました。人間としてプロとして非常にすばらしい。選手たちに行っているトレーニングは私が今までやってきたことと何ら変わりはない。その中で私は選手たちにピッチ内外で声をかけているが、非常にいい雰囲気を作れていると思う」

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