本田は後半33分から途中出場

　後半3分、日本は右サイドを破られると中央へのクロスに対してファーサイドでMFアルハンマディが完全にフリーとなり失点覚悟の大ピンチだったが、ボレーシュートは空振りに終わって事なきを得た。続く同4分には逆サイドからの攻撃でDFサンクールにシュートを許すも、戻っていた久保が体を寄せて難を逃れるなど、日本は苦しい後半の立ち上がりになった。

　すると同6分、最終ラインからのフィードをFW大迫勇也が競り勝ってつなぐと、久保が右サイドから左足クロス。するとFW原口元気に相手が引き付けられた背後に回り込んだ今野が胸トラップから右足でシュート放ち、2014年11月18日のオーストラリア戦以来となるゴールで2-0とした。

　UAEが選手交代で前線の枚数を増やすと、ハリル監督は同26分にMF香川真司に代わってMF倉田秋をトップ下に送り込んだ。すると同29分には、倉田のスルーパスから大迫が抜け出してシュートを放つも、相手GKの正面に飛び追加点とはならなかった。そして、同33分には先制点の久保に代えて本田をピッチに送り込んだ。

　日本は同37分に大迫が負傷によりFW岡崎慎司と交代というアクシデントに見舞われたものの、UAEの圧力にも屈することなく無失点でゲームを締めくくり、そのまま2-0で勝利。日本は勝ち点を13に伸ばしてサウジアラビアと並び、得失点差で2位となった。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images