韓国はアウェーでオマーンと対戦し3-1の勝利

　韓国代表（FIFAランキング23位）は9月10日、北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の第2戦でオマーン代表（同76位）と対戦し、3-1の勝利を収めた。

　ホン・ミョンボ監督が再就任し、新体制を発足した韓国は、初陣となるパレスチナ戦でFWソン・フンミンやMFイ・ガンイン、DFキム・ミンジェといった主力をスタメンに起用も0-0のスコアレスドローに終わっていた。

　勝利が欲しい韓国はオマーン戦でもソン・フンミンら欧州で活躍する主力をスタメン出場させる。オマーンホームで行われた一戦は、試合開始早々から韓国が主導権を握ると、前半10分にFWファン・ヒチャンがミドルシュートを突き刺して先制弾を奪う。しかし同アディショナルタイムにオマーンのFKの場面で韓国DFチョン・スンヒョンに当たり、オウンゴールで追い付かれた。

　後半に入っても韓国がボールを保持して優位に進め、チャンスを作るもゴールネットを揺らすことができずに時間だけが過ぎる。それでも同37分に韓国エースのイ・ガンインのパスからソン・フンミンがターンをし、左足を振り抜くとボールはゴール左隅に突き刺さった。

　さらに同アディショナルタイムにも途中出場のFWチュ・ミンギュが追加点を奪い、試合はそのまま終了。韓国がオマーン相手に3-1の勝利を収めた。韓国にとって1戦目がドローだっただけに大きな1勝となった。