FAカップ準々決勝でモウリーニョ率いるユナイテッドは古巣チェルシーに0-1敗戦

　マンチェスター・ユナイテッドは現地時間13日のFAカップ準々決勝でチェルシーと対戦し、0-1で敗れた。指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督は、試合中に罵詈雑言を浴びせてきた古巣チェルシーサポーターに猛反発している。英公共放送「BBC」が報じた。

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　ユナイテッドは出場停止のFWイブラヒモビッチや故障を抱えるFWルーニーら主力選手を欠いた。前半の内にMFエレーラが二枚目のイエローカードを受けて退場となるなど苦しい試合展開となった。そして後半7分、MFカンテにミドルシュートを決められて0-1で敗れた。

　試合中、古巣スタンフォード・ブリッジに凱旋したモウリーニョ監督に対して、スタンドのチェルシーサポーターから裏切り者に対する“ユダ・チャント”や放送禁止用語の罵詈雑言が浴びせられた。“スペシャル・ワン”はこれに反応した。

「彼らは私を好きなように呼んだらいい。彼らにプレミアリーグで4回優勝できる監督が来るまでは私がナンバー1だ」

　モウリーニョ監督はチェルシーで通算3度のリーグ制覇や、FAカップ優勝など数々のタイトルをもたらした。それだけに古巣サポーターからの心無い言葉に傷つけられたようだ。「プレミアリーグで4回優勝する監督が現れた時、私はナンバー2になる。それまではユダがナンバー1だよ」と主張していた。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images