39歳となった今なお活躍

　サウジアラビア1部アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、近年のサッカー史でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（インテル・マイアミ）と並び、最も大きな成功を収めてきた選手だ。39歳となり引退に近づいているとされるロナウドは、引退後の夢について語った。レアル・マドリード専門メディア「Defensa Central」が報じている。

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　EURO（欧州選手権）に6大会連続出場し、最多となる通算14得点を挙げているロナウドは、サッカー選手として成し遂げられるほぼすべてのことを成し遂げてきた。バロンドールを5度受賞、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）を5度制し、プレミアリーグを3度、リーガ・エスパニョーラを2度、セリエAも2度の優勝を経験。FIFAワールドカップ（W杯）では優勝こそできていないものの、史上初の5大会連続ゴールを挙げ、EURO2016ではポルトガルを優勝にも導いている。

　レアル・マドリードの歴代最多得点者でもあるロナウドについて、記事では「サッカーのことを考える時、彼を最も興奮させるのは息子だ」と伝え、ロナウドのコメントを紹介した。

「DefensaCentral」によれば、ロナウドは「引退してからの僕の夢は、子供たちがサッカー界で一家の名前を高い位置に保ち続けてくれることだよ」とコメントし、息子たちに大きな期待を寄せていることを明らかにしたという。

　2022年にロナウドがサウジアラビアへ渡って以降、これまで以上に多くの選手がサウジアラビアのリーグに加入していった。大きな波を作ってきたロナウドは、サウジアラビアでの初タイトルを目指すとともに、息子が順調に育って一流のサッカー選手となる日を夢見ているようだ。