スペイン衝撃5G…日本「そりゃ完敗する」「かなり善戦した」 五輪サッカー決勝の猛反撃にSNS驚き

スペインが一気に3ゴール【写真:ロイター】
スペインが一気に3ゴール【写真:ロイター】

男子サッカーの決勝戦開催

 パリ五輪男子サッカーは現地時間8月5日、パリのパルク・デ・プランスで決勝戦が行われ、フランス対スペインの欧州強豪国対決は前半から4ゴールが生まれる展開に。フランスが先制も、スペインが立て続けに3ゴールを叩き出す展開を受け、SNS上では「日本かなり善戦した」「そりゃ我らがU23も0-3で完敗する訳だ」などの声が寄せられた。

 開催国のフランスは準決勝でエジプトを延長の末、3-1で下し決勝へ進出。対するスペインは、モロッコを相手に2-1の逆転勝利を収め、準優勝だった前回の東京大会に続き、2大会連続のファイナリストに。フランスは1984年ロサンゼルス大会以来40年ぶり、スペインは自国開催だった92年バルセロナ五輪以来32年ぶりの金メダル獲得を狙った。

 序盤から激しい球際の攻防が繰り広げられた一戦で、フランスが前半11分に先制。スペイン陣内へ攻め込んだなか、ペナルティーエリア(PA)内へのこぼれ球を拾ったDFエンツォ・ミローがニアサイドへ左足シュートを放つと、GKアルナウ・テナスが弾いたボールはファーサイドのネットへ吸い込まれた。

 歓喜に沸くフランスを尻目に、スペインはここから反撃。まずは前半18分、PA内でMFアレックス・バエナからパスを受けたMFフェルミン・ロペスが同点ゴールを奪うと、同25分にはDFフアン・ミランダ・ゴンサレスの左クロスに反応したFWアベル・ルイスのシュートはGKに弾かれるも、こぼれ球をロペスが詰めて、一気に逆転する。

 さらにその3分後、ゴール前で獲得したフリーキック(FK)をバエナが右足で直接決めて、怒涛の3得点を奪った。開始30分で両チーム合わせて4ゴールが生まれた熱戦ぶりに、X(旧ツイッター)上では準々決勝で日本を3-0で下したスペインの実力が話題に。ファンからは「そりゃ我らがU23も0-3で完敗する訳だ」「日本かなり善戦した」「めっちゃ強いじゃん」「スペインに善戦した日本強い」と脱帽の声が漏れた。

 試合はその後、フランスが終盤に2点を返し3-3のまま延長戦へ。すると延長前半10分、スペインFWセルヒオ・カメージョがループ弾で再び勝ち越す。延長後半アディショナルタイムにはカウンターからカメージョがこの日2点目のゴールを決め、5-3で勝利したスペインが32年ぶり2度目の金メダルを獲得した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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