テネリフェ主将が柴崎の適応ぶりを称賛 「良い感じで馴染んでいる。とても面白いヤツ」

言語の壁は存在も徐々に適応、12日敵地ヘタフェ戦でついにスペインデビューも

 テネリフェのMF柴崎岳は心身のコンディションを取り戻したのち、チームの全体練習にも参加しているが、チームのキャプテンもその適応ぶりを称賛している。地元メディア「エルドーサル」が伝えた。

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 取材に応えたのはテネリフェでキャプテンを務めるMFアイトール・サンスだ。柴崎について問われると、以下のように答えている。

「ガクは日に日に、良い感じで馴染んできているよ。テクニックもとても高いし、紅白戦でもとても良いプレーをしている。そしてもう一つ言えることは、とても面白いヤツだってことだ。まだ彼は“パパ”の違いを理解できないみたいだけど、馴染もうと努力しているんだよ。終盤戦に向けて、チームに色々なものをもたらしてくれるはずだよ」

 スペイン語で“パパ”は、アクセントの場所を変えると「お父さん」、「ジャガイモ」と意味が大きく変わる。言語の壁はやはり存在しているようだが、チームメートと笑顔を見せる様子がSNSから発信されるなど、移籍当初なかなか練習に合流できなかった状況は過去のものとなっているようだ。

 チームは現在3位につけ、昇格プレーオフ出場へ一歩ずつ近づいている。そのなかで柴崎は現地時間12日に行われるリーガ2部第29節敵地ヘタフェ戦のメンバー入りも期待される。サンスが「難しくて、厳しい試合の連続」と表現した終盤戦で、柴崎はついにスペインデビューを果たし、そして存在感を発揮できるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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