モウリーニョ監督、劣悪ピッチで奮闘の選手称賛 EL16強第1戦ドローに「これ以上良いプレー不可能」

敵地でロシアのロストフと対戦 ムヒタリアンのゴールで1-1ドローに

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間9日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)16強第1戦でロシアのFCロストフと敵地で対戦し、1-1のドローで終えた。試合前から荒れ放題のピッチを酷評していたジョゼ・モウリーニョ監督は、過酷な環境で貴重なアウェーゴールを奪ったチームを称えている。英紙「デイリー・ミラー」が試合後のコメントを報じた。

 ユナイテッドは前半35分に先制する。MFフェライニのスルーパスに抜け出したFWイブラヒモビッチがエンドラインぎりぎりのところからマイナス方向へ折り返し、これをフリーになっていたMFムヒタリアンがダイレクトで蹴り込んだ。

 後半8分にはロストフFWブカロフが背後からのロングボールを胸トラップでコントロールし、そのままボレーシュートで流し込み同点とした。その後、得点は生まれなかったが、ユナイテッドはロシアへの過酷な長距離遠征で貴重なアウェーゴールとともに、勝ち点を持ち帰ることに成功した。

 モウリーニョ監督は試合の前日会見で、敵地「オリンプ2スタジアム」のピッチ状態について「明日試合するということが、いまだに信じられない。我々がプレーしなければいけないことは理解しているが、あんなフィールドで明日プレーすることが信じがたい。可能ならあのフィールド(での試合)はキャンセルしたい」と不満を漏らしていた。そんな劣悪な環境で奮闘した選手を称えた。

 

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