試合は2-2でPK戦へ

　コパ・アメリカ（南米選手権）は現地時間7月13日にカナダ対ウルグアイの3位決定戦が開催。後半アディショナルタイムにウルグアイが2-2の同点に追い付きPK戦にもつれ込んだなか、ウルグアイがPKスコア4-3で勝利し、3位フィニッシュを飾った。

　試合は前半8分、ウルグアイがセットプレーのチャンス。コーナーキックのこぼれ球を拾ったMFロドリゴ・ベンタンクールが、ペナルティーエリア内左45度から反転して左足シュートを放つと、これがカナダゴールに突き刺さり、ウルグアイが先制に成功した。

　カナダも前半22分、MFイスマエル・コネのゴールで同点に追い付く。その直後の前半24分、今度はウルグアイがMFファクンド・ペリストリの一撃で再び勝ち越したかと思われたが、オフサイド判定でゴールはならなかった。

　前半43分にはカナダが決定機を迎えるも、ウルグアイが守護神セルジオ・ロシェを中心に死守し、しのぎ切った。

　後半も一進一退の攻防が続いたなか、カナダが後半35分に途中出場のFWジョナサン・デイビッドに決勝ゴールが生まれて勝ち越し。しかし、ウルグアイも後半アディショナルタイムに37歳FWルイス・スアレスが今大会初得点となる値千金の同点ゴールで2-2の同点に追い付いた。

　試合はそのままPK戦は、先制のカナダは3人目のコネ、5人目のDFアルフォンソ・デイビスが失敗。PKスコア4-3でウルグアイが勝利し、3位フィニッシュを飾った。