7月6日の名古屋戦後に町田を離脱予定

　J1リーグ首位を走るFC町田ゼルビアのU-23日本代表FW平河悠は、7月6日の第22節名古屋グランパス戦後に海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離れることが発表された。英地元紙「ブリストル・ポスト」は、イングランド2部ブリストル・シティからの関心を伝えている。

　平河はU-23アジアカップで離脱した期間を除き、プロ2年目の今シーズンはレギュラーとしてプレー。ここまでリーグ戦17試合に出場して2得点4アシストの成績を残し、J1初昇格で首位を走るチームの攻撃を牽引してきた。

　クラブの発表によると、平河は海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、7月6日のJ1第22節名古屋戦後にチームを離脱。自身初の海外挑戦が接近しつつあるようだ。

　移籍が噂されているのがイングランド2部ブリストル・シティだ。英地元紙「ブリストル・ポスト」は「ブリストル・シティはターゲットのストライカー候補が新契約を結んだため、ほかの選手を移籍市場で探さざるを得なくなった」と見出しを打ち、クロアチア1部ディナモ・ザグレブのFWサンドロ・クレノビッチが契約延長に合意したため、平河獲得の現実味について触れている。

「シティはFC町田ゼルビアのウィンガー平河悠の獲得に近づいているが、23歳の平川は8月上旬まで開催されるパリ五輪日本代表に選出されているため、プレシーズンにはあまり参加しないだろう」

　ブリストル・シティは今オフ、アタッカーの補強に余念がないようだ。