ユベントスのPK獲得を巡りイタリアで誤審騒動 ナポリが主審糾弾「恥ずべき判定の前に敗れた」

ナポリGKレイナがユーベFWクアドラードを倒してPK、伊メディアもその判定を疑問視

 イタリアのカップ戦王者を決めるコパ・イタリア準決勝第1戦が現地時間28日に行われ、ホームのユベントスがナポリに3-1で勝利したが、PKの判定を巡って誤審騒動となっている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が主審の判定に対する分析記事を報じた。

 ナポリは前半にFWホセ・カジェホンのゴールで先制したが、ユベントスは後半2分にFWパウロ・ディバラがPKを決めて1-1の同点とした。この判定は「ディバラが(ゴンサロ・)イグアインへのアシストをしようとしたところに、クリバリーが倒した。接触は明白で、PKの判定は正しい」とされた。これをディバラが自ら決めると、その後イグアインの勝ち越しゴールでユベントスが2-1とリードした。

 しかし、後半23分に一連のプレーで事件が起こった。まずはナポリがユベントス陣内に攻め込み、DFラウル・アルビオルがペナルティーエリア内で倒された。ナポリはファウルを主張したが主審はプレー続行を指示。そして、そのカウンター攻撃でユベントスはペナルティーエリア内に侵入したFWフアン・クアドラードがGKホセ・マヌエル・レイナに倒されてPK判定となった。

 一連のプレーについて「アルビオルの転倒は、ややオーバーアクションと受け取れなくもない。しかし、クアドラードとレイナの接触は、レイナが先にボールにコンタクトした後にクアドラードの足に接触している。あまりにも疑わしい判定だ」として、ユベントスへの2つ目のPKはミスジャッジとしている。

 

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