リバプールMFが「怪我を免れた」 専門メディア安堵…メッシとの関係性にも言及「高く評価」

アルゼンチン代表のアレクシス・マック・アリスター【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表のアレクシス・マック・アリスター【写真:Getty Images】

アルゼンチンがカナダを2-0で下し、マック・アリスターがアシストを記録

 南米選手権(コパ・アメリカ)は現地時間6月20日に米ジョージア州アトランタで開幕。前回優勝のアルゼンチンがカナダを2-0で下して幕を開けた。この試合にフル出場したMFアレクシス・マック・アリスターについて、所属するリバプールの専門メディアが安堵の声を上げている。

 2023年6月にブライトンからリバプールへと渡ったマック・アリスター。当初はクラブで中盤の底(アンカー役)を務めていたが、日本代表MF遠藤航の加入によって1つ前のポジションで躍動する。今季プレミアリーグ5ゴールをマークしたほか、アルゼンチン代表としても27キャップを記録した。

 コパ・アメリカ初戦でカナダと激突したアルゼンチンは、MFリオネル・メッシやアンヘル・ディ・マリアなど名だたる選手とともにスタメンに名を連ねる。後半4分にはメッシの絶妙スルーパスに抜け出したマック・アリスターがGKと交錯。つないだボールをFWフリアン・アルバレスが沈めて先制した。

 この接触でしばらく立ち上がれなかったマック・アリスターだが、無事が確認されその後試合終了までプレー。アルゼンチンは終盤に点差を広げ2-0の完勝を飾った。前回優勝の強さを見せつけている。

 リバプール専門メディア「Liverpool.com」では、アシストを記録したマック・アリスターについて「彼はコパ・アメリカの開幕戦でアルゼンチンのために身体を張り、危うく怪我を免れた」と、ヒヤリとしたシーンにも言及した。

「マック・アリスターはボールに足を伸ばそうとし、GKに倒される前になんとかつま先でつないだが、倒れたままだった。チームメイトは駆け寄り、ゴールを決めたマック・アリスターの健闘を称え、一緒に祝福した」

 現在はアルゼンチンの主要メンバーとなり、「リバプールでプレーして以来、さらに新たな高みに上り詰め、世界中でその名を知られるようになった。リバプールへ加入すると、以来彼はより多くの尊敬を集めるようになった。国際試合でもメッシから常に高く評価されている」と説明。代表であだ名をからかわれた際、メッシがチームメイトへ忠告したエピソードも交えつつ「メッシはマック・アリスターの味方となった」と信頼の度合いにも触れた。

 同メディアは「彼はこの夏、コパ・アメリカでの優勝をアンフィールドに持ち帰ることを望んでいる」と期待を懸ける。リバプールの中心に成り上がったアルゼンチン代表MFの今後の活躍にも注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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