現役引退の岡崎慎司、怪我との葛藤を告白「サッカー人生で初めて辞めたいと思った」

都内会見で引退経緯に触れた岡崎慎司【写真:(C) STVV】
都内会見で引退経緯に触れた岡崎慎司【写真:(C) STVV】

都内で引退会見を実施

 2023-24シーズンをもって現役キャリアに幕を下ろした元日本代表FW岡崎慎司が6月17日、都内で引退会見を実施した。会見の序盤では膝の痛みを抱えつつプレーを続けながらも、現役キャリアに幕を閉じた決断経緯に触れた。

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 岡崎は日本代表として歴代3位の50得点をマークするなど、日本を代表するストライカーとして活躍。海外ではシュツットガルト、マインツ(ともにドイツ)、レスター・シティ(イングランド)、マラガ、ウエスカ、カルタヘナ(それぞれスペイン)、シント=トロイデン(ベルギー)でプレーした。

 今年2月に、現役引退を発表した際には「気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました」とコメント。会見では改めて決断経緯に触れ「膝の怪我が一番の理由だった。去年のシーズンスタートしてから、膝の痛みを抱えながらずっとプレーしていて、プレーできなくなるまで半年くらい痛みを抱えてプレーしていた」と明かした。

 怪我で思い通りにプレーできない葛藤を明かした岡崎は続けて「昨シーズン前半最後くらいにプレーできない怪我をしてしまい、その時にサッカー人生で初めて辞めたいと思った」とも告白。「初めて辞めたいと思った時に、これが引退なのかなと。新しい挑戦をしたいという気持ちが芽生えたときに自分の中でサッカー選手じゃないと決めてしまった」と語った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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