米メディアもテネリフェ柴崎の苦境を異例の報道 「日本のMFが不安障害で診察受ける」

スペイン2部を報じる機会の少ない「ESPN」が、柴崎の近況をレポート

 テネリフェに移籍したMF柴崎岳は、不安障害と胃腸炎による体重激減など心身両面の衰弱状態で苦しんでいるが、この苦境を地元スペインメディアのみならず、米メディアも報じている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、「日本のミッドフィールダー柴崎岳は不安障害で診察を受ける」と、スペイン2部クラブの新加入選手について異例とも言える特集を組んでいる。

 6月30日までの半年契約となった柴崎は、新天地で洗礼を受けている。記事では「冬の移籍市場でラス・パルマスのターゲットだった柴崎は、2月2日に新たなチームでたった一度練習したばかりだ。お披露目からわずか1日後のことだった」と報じている。

 移籍市場ギリギリまで移籍先の見つからなかった司令塔は、胃腸炎によって離脱し、2月7日に故障者リスト入りした。そしてテネリフェは、柴崎の身体面以外の問題を声明文で明らかにしている。

「柴崎岳の現状から、テネリフェのメディカルチームは練習に参加する前に、精神的な異常を生み出す不安障害を取り除くために専門医の診断を受けなければいけないと診察されました」

 

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