福島といわての「東北クラシック」で大量ゴール

　福島ユナイテッドFCは4月28日、J3リーグ第11節でいわてグルージャ盛岡と対戦し、9-0で勝利した。衝撃スコアでの勝利に反響の声が上がっている。

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　試合は前半16分、FW塩浜遼が右サイドでボールを受けるとそのままペナルティーエリア（PA）内に侵入して左足を一閃。強烈シュートで福島が先制に成功する。

　その後、前半20分にDF松長根悠仁、同21分に塩浜、同28分にFW樋口寛規が直接フリーキックでゴールを決めると、同37分に塩浜が早くもハットトリックを達成。前半からハイペースで福島にゴールが生まれた。

　前半45分に樋口が2点目を決めて前半だけでリードを6点に広げると、後半にも3ゴールが生まれ、9-0の衝撃スコアで福島が快勝した。

　SNSでも福島の9ゴールは話題となり、「歴史的な試合」「何が起こったの？」「お祭り状態」「凄まじい」「見事な大勝」「歴史変えてるじゃん…」「とんでもないことになりましたね」など、反響の声が上がっていた。

　試合スタッツを見ると、ボール保持率はほぼ同じなのに対し、福島はシュート数22本で枠内シュートが20と、ゴール前でのプレー精度の高さが窺えた。いわてにとっては後半29分にDF水野晃樹が退場し、人数不利になった展開も結果に響いてしまった。

　福島にとって9ゴールはクラブ最多記録となり、J3リーグで見ても最多ゴール数と、記録尽くしの一戦に。8試合ぶりに大量ゴールで勝利をした福島の戦いぶりにも注目だ。